3タイプの父親像、理想的なのは・・・?

前回の記事でも少し紹介した家族心理学者ラウラ・パディリア=ウォーカー氏は、
父親のタイプを主に3つのタイプに分けています。

 

威圧的なタイプ
これは、父親の威厳で子供を厳しくしつけているタイプで、ある面では父親としての
リーダーシップを発揮して、明確な価値観を示してくれるのですが、それに従うこと
を強く求めてしまうために、子供に自分で考えて何かに取り組むということが少なく
なります。

 

放任タイプ
これは、子供の行動や母子関係にあまり立ち入らないタイプで、一見子供の自主性を
大切にしているように映るかもしれませんが、関心を示してもらえてないと感じた
子供に愛情が得られていない体験をさせてしまうことがあります。
また、親の価値観を感じられないため、自分の価値観を確立するモデルがないため、
自分の価値観に自信を持てないまま成長してしまうことがあります。

 

民主的なタイプ
これは、自分の考えも示しながら、子供の考えや決断を尊重した関わり方をする
タイプです。
そのため、子供の思考や行動、母子関係にも関心が高く、子供は愛情を感じながら、
父親を自分の価値観形成のモデルとして取り込みながら、人格を形成していくこと
ができます。

 

ラウラ・パディリア=ウォーカー氏の研究では、民主的な関わり方をしてもらった
子供は、物事に取り組む時に、それをやり抜く力が育まれるという結果が出ています。

自分の意見を尊重してもらい、父親の意見にも触れて決断をするという習慣によって、
自分の内側からの動機で物事に取り組むという習慣が、民主的な関わり方の場合は
確立されるのではないかと思います。
民主的な関わり方というのは、威圧的な関わり方と放任的な関わり方に比べて努力
が必要となります。
親という立場から、強引に子供の行動を促したり、変えたりするのではなく、自分
の感情をコントロールして子供と接する努力や億劫に感じたり、子供との衝突が
嫌だと感じても、伝える必要のあることは伝える、楽しい時間を共有するように
するなど、行動する努力をしていかなければなりません。

 

父親の性格によって、どのタイプの関わり方を無意識のうちにしてしまうのかは
個人差があると思いますが、民主的な関わり方についてはある程度意識しないと
継続することが難しいと感じます。

 

一度、自分の子育てを振り返って、自分がどのような関わり方をしているのかを
考えてみて下さい。
 


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