カウンセリングをしているとクライエントの話を通じて、さまざまな家族の形を知ることが
できます。
また、家族でカウンセリングを受けに来られる方もおられるので、その場合はより明確に
その家族の状態が分かるのですが、そのことによって家族の状態には、その家庭の歴史が
表れており、その歴史とは愛情の継承であるということを強く感じされられます。

 

家族は、一番小さな基本的な構図は、父と母、そして子という三者関係です。
そして、父と母にもそれぞれの両親がいて、子に関して兄弟姉妹がいて、一組の父と母の
ペアに複数の子供がいる場合もあります。

場合によっては、両親が離婚をしていたり、どちらかが無くなられている場合などもあり
ますが、出生という点でいうと両親のいない子供はいないため、出生という観点からいう
と家族の基本は三者関係ということが言えます。

 

 

育てられ方をカウンセリングで振り返る

人間を育てるのは、当然ですが人間です。
親と言えど、間違いや失敗をする時、感情的に行動してしまう時もあります。
それは子育ての仕方に関しても言えることです。

だからこそ、私はカウンセリングを利用して自分の育てられ方を振り返ることが自分の
人生をより良くしていくためには重要なことだと思っています。

脳が急激に発達している時に受けた影響は、私たちの無意識の思考や行動を生み出して
います。
そのため、両親から与えられた影響によっては、分っていても不適切、不利益な行動が
止められなかったり、他人との人間関係が上手く築けなかったり、自分に自信が持てず
に引き籠ったり、辛い恋愛ばかり体験してしまったりと、さまざまな問題を抱えること
になってしまいます。

 

わかりやすい問題だけでなく、勉強、スポーツ、仕事などで、なぜかやる気が生まれ
なかったり、自分の限界を決めてしまい努力ができなかったり、自信が持てずに機会に
恵まれても挑戦することができなかったりと、一応社会適応はしつつも、どこか物足り
なさや不甲斐なさを感じたまま、解消できない状態が続いているということにつながり
ます。

カウンセリングを受けて育てられ方を振り返ることは、自分の無意識の思考と行動の
パターンを知り、変えた方が良いところは変えていくということです。

 

実際にカウンセリングを受けて、ずっと悩まされていた症状を生んでいる生活習慣を
改善したり、恋愛パターンを変えて信頼できるパートナーを見つけたり、他人との
関わり方を変えて信頼関係を築けるようになったり、経営の方法を変えて仕事での
成果を出したりと、多くの人が自分の育てられ方を見直して現状を変えておられます。

 

 

より良い愛情の継承へ

また、自分の育てられ方を振り返るということは、自分の子育てを見直すこと、
変えることにもつながります。
自分が育てられた過去は変えることができませんが、それを振り返ることによって
自分の子供への関わり方はより良くしていくことができます。

自分に子供がいるということは、父親、母親としての役割を家庭の中でしっかりと
果たしていくことが求められます。
しかし、自分の育てられ方をしっかりと自覚していないと、子供に愛情が上手く
伝わらない場合もあります。

 

私も2人の子供の親なので、私自身も含めて子供たちの未来のためには、親が自分
の育てられ方をよく自覚して、自分の子育てを見直していくことが必要な場合も
あると思っています。

親になるということは、自分の家族の歴史の愛情継承の良い部分は残して、悪い
部分は見直していくことが責任だと感じています。

 

簡単なことではありませんが、カウンセリングでは心への負担が掛け過ぎないよう
に自分の育てられ方を振り返るお手伝いもしていますので、必要だと感じられる方
はご相談下さい。