世の中には、理由ははっきりしているわけではないけど、生きるのが辛いと感じることがよくあるという悩みを
抱えた人がいます。

そのような方の中には、一度カウンセリングを受けてみようかと思う方もおられますが、多くはどこに相談
していいのかわからない、どのように話していいのかわからない、ということで誰にも相談できないまま
悩みを抱えて生活しておられます。

 

生きるのが辛いという心理的な息苦しさは、現在はっきりとした問題が起きているわけではなく、漠然と
辛さを感じることが多いという状態である場合が多いため、誰にどのように相談していいかもわからない
ということになってしまうのです。

 

生き苦しさの原因

カウンセラーとして、生き苦しさを抱えた方の相談を受けている中で感じている生き苦しさの原因には
下記のようなものがあります。

・常に自分と誰かを比較していて、自分の行ったことが良いと思えない
・漠然と自分はまだまだダメなんだ、どこかおかしいのではないかと思ってしまう。
・したいことではない、しなければならないことでスケジュールが埋まっている。
・周囲の人になぜか敵対心や反感を抱いてしまう。
・ストレスを感じると体に不調が表れる。
・他人からの依頼を断れない、思っていることが言えない。

 

人間は家庭や職場などで生活するためには、他人との関係性をより良く保つために囲とのバランスを
取っていかなくてはなりません。
そのため、社会性や理性によって、周囲からの視線や評価を気にしたり、自分の本心を押さえたり
しています。
また、そのようなことを親から教育されます。

 

人間が社会の中で生きていくための親からの教育というものは必要なのですが、その度が過ぎて
しまった場合、自分の本心がどういう状態なのかということに無自覚になったり、常に本心より
周囲に合わせることを優先してしまうようになります。
生きるのが辛い、生き苦しいと感じている方は、その傾向が非常に高いと言えます。

 

生き苦しさのからの解放

生き苦しさを抱えたまま生きることは、心理的な負荷が大きく、身体症状が出ることもあり、
非常に辛いものです。

しかし、生き苦しさを生み出している自分の心の働きは、時間をかけて身に付けてしまったもの
なので、1人で考えていてもなかなか弱まるものではありません。

 

生き苦しさのから解放されるためには、自分の思っていることをたくさん話して、思考の
働きをシンプルで、周囲とのバランスを取るだけでなく、場合によって自分の本心を優先
できるものに変えていくことが必要です。

そのためには、自分の生き苦しさを生み出している思考に刺激を与えてくれる人間関係が
必要になります。
その人間関係はさまざまだと思いますが、カウンセラーはそのための時間を作って、
そのために話を聴くことができます。

 

生きるのが辛い、生き苦しさを抱えているという方は、カウンセリングを受けるという
選択肢も考えてみて下さい。