カウンセラーとして働き始めて10年目ですが、カウンセリングを始めたころも現在もカウンセリング
では、感情転移への気づきが生まれることが重要だなと感じています。

感情転移というのは、その人にとって重要な関係の他人(例えば両親)との関係の中で生じさせた欲求、
感情、葛藤、対人関係パターンが、別の人(カウンセリングの場合はカウンセラー)に対して向くこと
によって、依存や衝突が生じることを言います。

転移には、陽性転移と言って愛着や依存性が向けられる場合と陰性転移と言って攻撃性や敵意が向けら
れる場合があります。

 

この転移のややこしいところは、感情転移を起こしている本人はそのことに気づきにくいという点です。
特に日常生活の中では気づきにくく、社会の中での生きづらさを感じている人の中には、感情転移が
関係している人もおられます。

カウンセリングでは、クライエントが自分の感情転移に気づけるようになると状況が好転し始めること
が多いです。
感情転移への気づきが生まれる時は、カウンセラーとして少し安心する瞬間でもあります。

これからもカウンセリングをしていく以上、感情転移に気づいて対処していくことは重要な課題だと
感じています。

 

 

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