以前AERAという雑誌の取材のために事務所に来ていただいた
田房永子さんが先日のザ!世界仰天ニュースに出ておられたみたいです。
番組は、『夫にキレてしまう妻』に関する内容だったようです。

テレビなどで、上記のような特集があると私の事務所にも同じような
ことで悩んでいる方からの予約が増えます。

おそらく、テレビ番組の再現ドラマを見ることで、
自分の現状を客観視することができて、カウンセリングを
受けようという気持ちになっておられるのだと思います。

 

親子関係と抑え続けた怒り

田房さんの再現ドラマにもあったように、母親との理不尽な
やり取りの中で怒りを抑え込んできたという方は、大人になってから
夫や子供、または世間に対して母親との関係の中で抑え込んできて
怒りをぶつけてしまうという傾向があります。

 

それは、下記のような経過の中で怒りが蓄積しているからだと感じています。

・幼少期は親の言っていることがおかしいのではなく、自分が悪いと思ってしまい
 自己肯定感が育たず、自分の言いたいことを伝えるのが苦手になる。
  ↓
・親の言っていることがおかしいとわかる年齢になってくると、心の中では理不尽
 な言い分を押し付けてくる親に対して怒りがあるが、言いたいことを伝えようと
 すると感情を荒げてしまうことをどこかで気付いていて、親にそんな態度は取れ
 ないために、自分の伝えたいことを飲み込んでしまう。
  ↓
・結婚をしたり、子供ができたりすることで、自分の感情を伝えやすいと感じた
 相手に対して、自分が親から受けたコミュニケーションと同じパターンやそれ
 異常の激しい態度で自分の感情をぶつけてしまう。

 

結婚をして、自分の夫には思っていることが言えそうな感じがする
ということ自体問題はないし、むしろそれは望ましいことです。
しかし、問題なのは自分の思っていることを相手が理解しやすい言葉と態度
で伝えるというコミュニケーションを親から学べていないことで、
激しい言葉と態度で接してしまうということが起きてしまいます。

また、その激しい言葉と態度が出やすくなる原因として、
理不尽な言い分や要求をぶつけられながら育つと、
相手が自分に対して求めていることに
対しても批判や否定をされていると感じやすくなります。

 

攻撃と回避という自己防衛

そして、批判や否定をされていると感じると、人間は自己防衛をしようとするため、
その防衛手段として攻撃が出来そうな相手には攻撃をしてしまうため、夫や子供に
対しては激しい言葉や態度をぶつけてしまうようになるのです。

攻撃ができないと感じている相手に対しては、回避という態度に出ます。
例えば、職場や習い事、ママ友との人間関係など、遠慮も必要な相手
に対しては、批判や否定を恐れるために、遠ざかろうとしてしまうので、
仕事が続かない、友達ができにくいということになります。

上記のような状態だと、家庭でも家庭の外でも人間関係を築くことに
苦労するし、生き辛さを感じやすくなってしまうので、自分の感情と
向き合い整理していくための取り組みとしてカウンセリングがあるのです。

 

自分を客観視できずに、生き苦しさや人間関係の問題を
抱えて生活している方もおられると思いますが、自分自身は
ザ!世界仰天ニュースのようなテレビ番組、田房さんが書かれた本
などで、自分のことを客観視できるようになったと感じるのなら、
人生を振り返ってより良い今を生きるために
カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

 

 

最後に、田房永子さんの著書を紹介いたします。
どちらも重要なことをマンガとして書かれているのでとても読みやすいです。

 

   

 

 

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