前回の記事では、親の幼児性が子供の心の成長に影響を与えてしまうということを書き
ました。
今回も引き続き親の幼児性について書きたいと思いますが、親の幼児性が影響する問題
にアダルトチルドレンがあります。

アダルトチルドレンは、親の影響を受けて心の成長に偏りが見られる人のこと、人が
抱える心の問題と因果関係のことを言います。

 

親がアルコール依存やギャンブル依存であること、育児放棄や虐待、その他親の影響
で安心と安全が感じられない家庭環境は、どうしても子供の心に偏りを生んでしまいます。
このような状態は親の幼児性が影響しており、親が適切な役割を演じられていない家族
のことを機能不全家族とも言います。

アダルトチルドレンは、機能不全家族中で育つことで生じる問題なのですが、
自分がアダルトチルドレンかもしれないということは大人になってから考える
人がほとんどです。

 

おどけること、周囲の世話を焼くこと、自分に厳しすぎること、問題行動を起こすこと、
自分の意見を押しこめて生きることなどの偏りを持っていて、社会生活でストレスを
抱え過ぎていたり、安定した人間関係を築けないでいる人が、大人になってから
自分はアダルトチルドレンかもしれないと感じるようです。

親の幼児性が高いと、子供は親が幼い分、精神的に大人にならないといけない、
親の危険から身を守らなければならない、理不尽な環境でも適応しなければなら
ないということが起きてしまい、その習慣がアダルトチルドレンと感じてしまう
心の偏りを作ってしまいます。

私は、アダルトチルドレンというものは、親が自分の幼児性をコントロールできない
ために、子供の頃に満たされなかった自分の幼児性を心の偏りをつくることによって
守っている状態だと感じています。