前回の記事では、残業時間が多い、休暇が取れない職場では神経疲労が蓄積して
仕事のパフォーマンスが低下したり、健康状態が悪化する人が増えてしまうと
いう記事を書きました。

前回の記事 ⇒ 残業時間が多い、休みが取れない職場

今回の記事では、なぜ会社は一定の余暇が取れる仕組みを作る必要があるのかを
休養の方法という観点から説明したいと思います。

 

2つの休養の取り方

ストレスのケアをして、毎日安定したコンデションで仕事をするためには、適度
な休養が必要となります。
適度な休養を取ろうと思うと、それに見合った時間も必要となるので、当然休暇
が必要となります。

しかし、休暇が必要で体を休めると言っても、ただ寝ていることが休養になると
いうわけではありません。
休養には、寝たり、ゴロゴロしたり、お風呂にゆったりとつかるという消極的
休養という方法とスポーツをしたり、芸術鑑賞をしたり、レジャーに出かけたり
という積極的休養という方法があります。

 

体だけでなく、心もしっかりと休めるためには、2つの休養方法をバランスよく
実践する必要があり、実践する時間を確保するためには定期的に休暇が取れる
職場でなければなりません。
次はいつ休めるのかわからないということなら、休日の計画も立てれないから
です。

 

 

神経疲労には積極的休養が必要

休養方法には、消極的休養と積極的休養がありますが、神経疲労をケアするには
積極的休養を取る必要があります。

その理由は、ダラダラしたり、のんびりして心身を休めることも神経を休ませる
ことにつながりますが、人間は暇になると無意識に気になっていることを考えて
しまいます。
社会人であれば、休みの日でも仕事のことを考えてしまうということです。

 

職場にいなくても、仕事をしていなくても、仕事のことを考えている時は脳が
仕事モードになっていて、その時に働いている神経が疲労します。
そのため、休日に消極的休養ばかりを選択していると、体を休めているのに心が
休まっていないということになりかねません。

そこで取り入れてほしいのが積極的休養です。
積極的休養は、アクティブに活動をすること、楽しくて夢中になれることを選択
して下さい。

 

人間は重要なことを同時に2つ考えることは難しいので、遊びに夢中になって
いる時は仕事のことを考えることができません。
そのため、積極的休養を取っている時は、仕事で使っている脳を休めることが
できます。

さらに、仕事で神経疲労が蓄積していても、身体的には疲れは軽いという場合、
積極的休養で身体的な疲労を高めてあげると、人間の体は回復しなければなら
ないということで、心身ともにじっくり休むことができるのです。

企業の取り組み

うつやパニック障害、自律神経の乱れによる症状で悩んでカウンセリングに
来られている方は、職場の問題として神経疲労が高いという人もいますが、
ご本人が積極的休養をとる習慣を持っていないという場合もあります。

積極的休養をとる習慣のない人もおられるので、企業が企画をして社員に
積極的休養の必要性を啓発したり、そのためのイベントを行うということも
大切な社員の健康を守り、安定したパフォーマンスで働いてもらうには
取り入れてみるのもいいと思います。

 

個人でも組織でも、積極的休養と消極的休養の違いを知り、バランスの
いい休養を取ってもらいたいと思います。
また、会社が社員のために適度な休養をとれる余暇を作っていくという
意識を高めてほしいと思います。

 

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